ガンバ戦は前売りで完売だそうですね。
この前スカパーで水沼氏が『今から見に行きたくなっても見ることができない』なんて表現をしていましたけれども、最終節ともども完売とはとりあえず経営面では吉報です。良かった良かった。
ひさびさの満員の埼スタ。ですので最大の問題は、この満員の埼スタを圧倒的なホームアドバンテージにできるかということなんだろうと思っています。
いくらガンバサポがたくさん来るにしたってほぼ8割はレッズのファン・サポーターだろ。そんなの余裕じゃん。
そう思う方も多いと思いますが、そりゃガンガンに攻めて相手を圧倒する展開になれば誰だって『行け行けー!』って大歓声を挙げて結果的にはスタジアム全体で圧倒することは可能だと思いますよ。しかし、俺たちのチームがエースを欠いていることを忘れてはいけません。前節だって我慢強く粘り強く戦った結果の勝利だったわけで、恐らくは今回も似たような展開になることが予想されます。
そういう状況下で、観客席も選手といっしょに我慢強く粘り強く戦えるかどうか、それがホームアドバンテージを生み出せるかどうかのポイントだとワタシは思っています。浦和のいいプレイ、いいシーンには大歓声、そんなのは特別意識しなくたって誰でもするでしょう。問題はそうじゃない時です。
選手がミスした時。
攻撃が思い通りに行かない時。
相手に圧倒的に攻められた時。
不利なジャッジがあった時。
その時にひとりひとりがネガティブな声を上げたら、それは人数分の大きさになり、その瞬間に満員の埼スタがディスアドバンテージに変わってしまいます。なので、ワタシは努めて以下のようにしたいと考えています。
選手のミスには、『ナイスチャレンジ!』、『次だ次!』、そして拍手。
思い通りに行かない時や圧倒的に攻められた時には、当社比1.5倍の大声で『頑張れ!』、『耐えろ!』、『負けるな!』。
不利なジャッジには、そこに絡んだ選手への声援と拍手。
そして、最後の最後まで諦めない。
それができれば少なくともホームアドバンテージと言えるだけの雰囲気が出せるんじゃないかなと思っています。
これ以上ない大一番。ここでやらないでいつやるよ。
このフレーズは、選手にとってだけではありません。我々サポーターにだって当てはまるんじゃないでしょうか。
明後日の試合(とその後の2試合)の間だけはいわゆる『模範的なサポーター』を目指してみようと思っています。それもわずか90分。それこそ、ここでやらないでいつやるよ、です。今季我々サポーターが選手に負わせてしまった苦労に対する罪滅ぼしの最大のチャンスでもあるわけですし。
もし不平を表現したくなってどうしても我慢できなければ、恐らく来ているに違いないチェアマンに向かって、
2ステージ制はんたーい!
と大声で叫べばいいんじゃないかな。
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