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2012/10/21

無責任で適当

去る10月7日(日)、ケーズデンキスタジアムへ水戸vs岐阜のゲームを見に行ってきました。

以下、そのレポートです。

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ワタシが初めて水戸のホームゲームを見に行ったのが2006年。それ以来必ず年に1~2度は顔を出しています。今をときめく香川真司を初めて生で見たのも笠松でした。確か2ゴールの大活躍でしたね。

当時から今までの間に本間以外の選手は全員入れ替わり、ホームスタジアムも笠松から市陸(ケーズスタ)へと変わりました。
 

もうひとつ変わったのが、スタジアムの雰囲気。

正直なところ、初めて行ったころはお世辞にも盛り上がってるとは言えませんでしたが、ここ数年は、欽ちゃんがテレビで取り上げてくれた影響もあってか、スタに来る人たちのテンションも上がってきたように感じています。

もちろん年イチの無責任で適当な感想なので、どの程度それが当たっているのかはわかりませんけど。
 

そんな水戸のケーズスタへ岐阜が来るのが日曜のナイトゲーム。翌日が祝日で会社が休みだと気づいた瞬間に、ワタシは行くことを決めました。

岐阜には、ワタシにサポとしての姿勢を身をもって示してくれたあの方、ぐん、さん(以下師匠)がいらっしゃいます。縁あってずっと気にして見ている両チームの対戦に行かないわけにはいきません。
 

ケーズスタにはすぐ側に観戦者用駐車場があります。入る時はいいのだけれど、ゲームが終わって出る時にはかなり混雑することが多かったので、今年は少し離れた公園の駐車場(公式にも観戦者用臨時駐車場扱い)に停めてスタへ歩くことにしています。

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歩く途中ケーズスタの遠景がいい感じに見えて、このルートも悪くないなと思っています。
 

食料をメインスタンド前の屋台で仕入れ早めの夕食。

ハラミ丼ウマー。

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スタへ来るとやたら肉が食いたくなるのはなぜだろう。
 

その後、サイドスタンドにひとりでいらっしゃる師匠を見つけご挨拶に伺います。シーズン終盤に来てようやっと割合安定した戦い方ができてきているとのことで一安心。

服部のことに言及したところ、もし今季彼の加入がなかったら本当にヤバかったとのお話でした。今季ここまでフルタイム出場というのはざんざんここでも書きましたが、なんとカードを1枚も受けていないんですって。それはワタシも知らなかった。これは物凄いことです。(注.次の山形戦で初のイエローカードを受けた)

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ちなみに、服部はウメツァこと梅田が鳥取から岐阜へ連れてきたという話が岐阜サポの間では定説になっているそうです。この日梅田はサブに入っていましたが、出場はありませんでした。
 

そんな話をサイドスタンドの際でしていたところ、ピッチの中から声をかけられました・・・ってピッチの中?
 

『すいませんスカパーです。サポーターの方のお話をお聞きしたいのですが。』
 

見るとそこには見知った顔の女性が。スカパー水戸担当のレポーター佐藤愛美(えみ)タンではないか。

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『あ、いつも見てまーす!』

と年甲斐もなく(しかも当事者サポでもないのに)返しちゃいましたよ。

もちろんインタビューは当事者の師匠が受けました。話題は自然と服部のことへ向き、他サポの目から見ても凄い選手だと思います!と聞かれてもいないのに茶々を入れてしまいました。愛美タンごめん。

ちなみに、その内容は中継でも試合開始早々に岐阜サポーターの話として紹介されていましたよ(帰ってからスカパーを録画して確認した)。
 

水戸のホームゲームでアウェイ側のチケットを買ったのは初めてです。よってこの日は岐阜応援モードでバックアウェイエリアで観戦しました。

立ち上がりから水戸がいきなりイケイケモードで何度も岐阜側へ攻め込んできます。そして、前半6分、ペナの外でダイレクトパスが何本かつながって裏へ抜け出たロメロ・フランクがGKとの1対1を落ち着いて決めて先制。実に綺麗なゴールでした。
 

出鼻をくじかれた岐阜でしたが、大西主審の、接触に非常にデリケートな笛でもらったFKを何度か繰り返すうちに徐々に水戸の勢いが削がれ、岐阜がペースを握り返します。

その大きな要因はFKのキッカーを務める左サイドバックの30番尾泉(おいずみ)でした。

左足から繰り出されるそのキックは、かなりのスピードでしかも強烈に曲がったりブレたりします。よくポポや槙野がドッカンFKを蹴りますけれども、そういう感じとはまた違って、尾泉の場合は助走や振りは普通なのにそういうボールが繰り出されるのです。

水戸は、ファールでFKを与える→ゴール前へ際どいボールが入る→必死で防ぐ このサイクルを繰り返すうちに、だんだんラインが下がり個々のプレイでも腰が引けていったように感じました。

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そして、ついに尾泉のCKからこぼれたボールをリ・ハンジェが見事なボレーでゴールに叩きこみ前半42分岐阜が同点に追いつきます。

もっとも、アウェイ側からは逆サイドで、しかもゴール前に両チームの選手が大勢つめていたので、どういう経過でゴールが決まったかはよくわからなかったのですけれども。後でスカパーで見たら、かなり難易度の高いゴールでしたね。
 

これを境に、形勢が完全に逆転。

何とか主導権を取り戻そうと中盤でもがく水戸に対し、岐阜がカウンターやロングボールで水戸ゴールへ迫る展開になりました。後半に入ってもその流れは変わらず、終盤に攻め疲れた岐阜の脚が止まり気味になるまではほぼ岐阜の一方的なペースで推移しました。

しかしその流れの中で決勝点を奪えないのが、岐阜が残留争いから抜け出せそうで抜け出せない理由なのかもしれません。
 

もっとも試合内容自体は充分よくやったと言われるに値するものでしたのでゴール裏は挨拶に来た選手たちを拍手と歓声で迎えました。

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その後師匠の話では、アウェイで勝ち点1を持って帰れるのは素直に喜びたいが、内容的には勝たなければいけない試合だった、そのへんがまだウチの足りない部分だということでした。

ワタシもだいたい同じ感想ですが、あの千葉戦で感じた、ひとりひとりが粘り強く戦う姿勢が継続されていたのが嬉しかったですね。
 

水戸はようやく地元のチームとして地域に認知され始めた段階です。

ここまで10年以上かかってしまったのはサッカー以外にも有象無象の事情があるようですが、とにかくここまで来れたことは良いことだ、素直にそう思います。
 

岐阜の状況はそれよりも厳しく、経営問題を抱えて今季はそれがリーグに問題視されるところまで来てしまいました。しかし、経営陣を刷新して何とかこの危機を乗り切る決意を示しました。

この日のアウェイ席には岐阜の新社長が来ていました。サポの方ひとりひとりに挨拶をしていましたが、そういや今の水戸の社長も数年前同じようなことをしていたなぁと思い出しました。
 

率直に言って、両チームとも今は決してとびぬけて強いわけでも人気があるわけでもありません。どちらかといえば、その逆と言ったほうが的確かもしれません。

しかし、かつて同じように存続の危機に陥ったことのある甲府や鳥栖の現在の姿を見れば、彼らの未来にも同じ道を歩む可能性がないと誰が言えるでしょうか。
 

ワタシは今思っています。

水戸や岐阜がJ1で戦う姿をいつか必ず見届けてやる。

別に誰から頼まれてるわけではないけれど、それがワタシのような無責任で適当な日本サッカーの野次馬の務めみたいなもんかもしれないな、と。

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