« 意図 | トップページ | すごいチーム »

2010/11/25

川の流れのように 余話

見えない敵と戦ってばかりだと疲れるので、ちょっとだけ別の話でもしましょうか。

今年の夏にアップした童話『川の流れのように』

実はこの話には彼の問わず語りの中では触れられていないことがあるんです。
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 

彼のチームがJ2で戦っているときに、もともと彼がサッカーを見るきっかけとなったあのチームがJ1初優勝を果たした。初めて見に行った時にそのプレイに魅せられたあの外国人選手が監督になっていた。
 

彼はスタジアムでその優勝決定の瞬間に立ち会っていたのだった。

日程が厳しいシーズン最終盤でJ1J2全試合同日開催だったにもかかわらず、それも彼の居住地に近いホームスタジアムではなく、遥か遠いアウェイの地で。
 

また元のチームに寝返ったから?

それほど自分のチームに愛着を持っていなかったから?
 

いやどちらも違う。その証拠に彼は、シーズンのその時点までアウェイを含む彼のチームのすべての試合に足を運んでいた。

ただ、そのシーズンはJ2のチーム数が19、奇数だったのだ。
 

なんという偶然だろうか、彼のチームはその節のゲームがなかったのである。
 

サッカーの神様もたまには粋なことをする。

|

« 意図 | トップページ | すごいチーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/98429/50101109

この記事へのトラックバック一覧です: 川の流れのように 余話:

« 意図 | トップページ | すごいチーム »