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2005/12/11

入替戦を見て思ったもろもろのこと

99年、我々はJ2に降格し、1年間厳しいリーグを戦い抜いてなんとかJ1に戻ってきた。だから、降格の悲しみ、昇格の喜び、両方を知っている。
昨日の試合を見て、甲府サポ、柏サポ、両方の気持ちが、我が事のように(というと大袈裟だが)想像され、嬉しいような切ないような複雑な気分が胸に湧き上がってきた。
あれからもう5年も経つのか・・・。


長文かつオチなしにつき以下たたむことにする。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

甲府に関しては、おめでとうの一言である。

新聞には『かつてお荷物チームだった』と書かれていたが、我々がJ2にいた頃は正直その形容がふさわしい弱小チームであった。なにしろ我々に勝ち点12を献上してくれた唯一のチームであったくらいだ。当時『甲府爆弾をどこが踏むか』と言われたものだ。最終的には25連敗までいき爆弾はパンパンに膨らんだ(どこが踏んだのかは覚えていないが)。その後チーム消滅寸前までの危機を迎えながら、よくぞここまで持ち直したと思う。

当時のことを知るサポの気持ちを慮ると目頭が熱くなるくらいだ。

甲府の社長は「最初のうちは再びJ2に落ちても仕方がない。何度もそれを繰り返しながらJ1に定着できるような体力を着けていくつもりだ。」というコメントを出しているが、実に地に足の着いた言葉だと思う。率直にいってJ1で戦うには厳しい状況であろうが、この発言を聞く限り、甲府の未来は決して暗くはないと思う。


それに対し、柏、とりわけサポーターに対しては、お気の毒さまという言葉しか出てこない。

試合終了直後の挨拶で「1年でJ1に戻る」という重い言葉を無神経に使う社長。

当日の夜に当事者としてではなくスポーツニュースにゲスト出演して談笑するコーチ。

第三者の我々が見ても訳のわからない采配を繰り広げる監督。

率直に言ってスカパーの解説者に『これではサポーターに失礼』とまで言われるのも仕方ないと思った。

充分な情報を持たない他所様のことを批判するのは気が引けるので、これ以上書かない。しかし、少なくとも言えることは、サッカー、特にプロサッカーとは、選手だけでなく、フロント、監督、コーチ、スタッフ、サポーターを含めた総合力の勝負なんだということである。

よくウチはJ2に落ちたから良くなったと言われるが、それは誤解である。ウチはJ2に落ちた『から』良くなったのではなくて、J2に落ちたことは、あくまで良くなった『きっかけ』に過ぎない。
再昇格した2001年は相変わらず迷走し辛うじて残留、その苦い経験も含めて、翌年からのオフトによる土台作りにつながったのだ。数々の苦い経験を経て、選手やフロント、スタッフはもちろん我々サポーターまでが、「何とかしなければいけない」という共通の危機感を持ったことが、今のレッズを作り上げた最大の要因であったように思う(もちろん慢心は最大の敵、明日のことはわからない)

追い討ちをかけるようで申し訳ないが、『1年でJ1に戻る』のは口で言うほど簡単ではない。今、柏サポに捧げる言葉はただひとつ。
『幸運を祈る』

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コメント

降格が決まったときの他サポをテレビなどで見ると、必ずあのときのことを思い出します。もう、本当に気の毒で気の毒で。

何もしてあげられないけど、とにかく良い方向に行くと良いですね、と思うくらい。

投稿: kmaeda | 2005/12/12 01:48

ただ、今回の柏は今までのパターンと違い、サポが悲しみより怒りを堪えていたように見えたのが印象的でした。

投稿: にゃんた2号 | 2005/12/12 23:14

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