東山ダムを見に行く動画
こういうご時世なので、というかもう1年以上このフレーズを使っているのにまるで状況が改善されず官民含めこの国のダメさ加減にほとほとやんなる今日この頃ではあるが、昔撮った動画を編集してうpしてみた。
画質もさることながら手ブレが酷く、同じFHDでもカメラによってかなり差が出ることがよくわかるのであった。
こういうご時世なので、というかもう1年以上このフレーズを使っているのにまるで状況が改善されず官民含めこの国のダメさ加減にほとほとやんなる今日この頃ではあるが、昔撮った動画を編集してうpしてみた。
画質もさることながら手ブレが酷く、同じFHDでもカメラによってかなり差が出ることがよくわかるのであった。
鎌北湖は埼玉県毛呂山町にある灌漑用溜池である。ここも前記事の円良田湖と同じでアースフィルダムに堰き止められたダム湖であるのだが、ダム便覧には「鎌北湖」として記載されている。ダムのスペックとしては堤高22.6m、堤頂長84mとごく小さなものとなっている。
農業用のため池は日本全国どこにでもあってあまり珍しいものではない。特にここくらいの小規模なものはダム便覧にも数多く記載されているし、それこそ地方を車で走っているだけでしょうちゅう目にすることができる。
まあここもそういったよく見るため池のひとつなのだが、少し特徴があるとすれば観光地化されているということだろうか。いや正確には「観光地化されていた」と過去形で書いた方が実態には近いかもしれない。
今でも湖畔には無料の駐車場があり周辺には遊歩道が整備されていたり、アースダムゆえ天端上には桜が植えられていたり、堤体脇にお食事処があったりと観光地としての雰囲気は感じられる。
ただ、湖畔を周回する道路は途中で通行止めになっており、その先には宿泊施設だったと思われる建物が複数半ば廃墟化して佇んでいる。つまり多くの「昭和の観光地」と共通する衰退した香りが漂っているのだ。
おまけに何故かその傍らには廃車のタンクローリーまで放置されていた。
堤体の竣工年は1935年(昭和10年)、つまり今から80年以上ならば海無し県に出来た水辺はめでられたであろうし、そしてその後にはバブルという日本中の観光地がすべて膨らんだ時代を経て、今に至るという感じだろうか。
隣の飯能市には宮沢湖というやはり同じくらいの規模のため池があるが、そちらは「レイクサイドパーク宮沢湖」というレジャー施設から世界初を謳うムーミンのテーマパークに生まれ変わって、見事に昭和の観光地から令和のテーマパークへの転換を果たしているのとは対照的である。
なお、かように観光地としては寂れた感のある鎌北湖であるが、円良田湖と同様にヘラブナの釣り場としては現役のようである。もっともワタシが行った時は堤体の耐震補強工事のため水がすべて抜かれていて、釣り場としても機能していなかったのだが。
ということで車載動画。
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