2021年10月 2日 (土)

館川砂防ダムを見に行く動画

緊急事態宣言が解除されたようだけど、別にウイルスは人間が決めた規定に従ってくれるわけじゃない。とはいえちょっとずつダム見物も再開しようとは思っている。密になりそうなダムなんてそんなにたくさんないしね。

とりあえず解除前に近場の砂防ダムへ行った時の車載動画。

 

近場のダムはあらかた回ってしまったような気がしていたが、全然そんなことはなかった。こういう穴場的な場所を発見できたのは、今回の自粛生活のおかげみたいなもん。

ただ砂防ダムは、ワタシが趣味としているいわゆる普通のダムと管轄が違ってダム便覧にも載っていないので、スペックとか沿革とかがよくわからなかった。ネットで検索しても出てこない。土地勘のない場所ではなかなか目的地にたどり着けないのであった。

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2021年6月20日 (日)

川治ダムの天端を渡る動画

うーん、なかなかダムを見に行けないねえ。

ブログも動画も新しいのを出せないのでまたも過去に撮ったヤツの編集なのであった。

 

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2021年4月 2日 (金)

鎌北湖

鎌北湖は埼玉県毛呂山町にある灌漑用溜池である。ここも前記事の円良田湖と同じでアースフィルダムに堰き止められたダム湖であるのだが、ダム便覧には「鎌北湖」として記載されている。ダムのスペックとしては堤高22.6m、堤頂長84mとごく小さなものとなっている。

農業用のため池は日本全国どこにでもあってあまり珍しいものではない。特にここくらいの小規模なものはダム便覧にも数多く記載されているし、それこそ地方を車で走っているだけでしょうちゅう目にすることができる。

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まあここもそういったよく見るため池のひとつなのだが、少し特徴があるとすれば観光地化されているということだろうか。いや正確には「観光地化されていた」と過去形で書いた方が実態には近いかもしれない。


今でも湖畔には無料の駐車場があり周辺には遊歩道が整備されていたり、アースダムゆえ天端上には桜が植えられていたり、堤体脇にお食事処があったりと観光地としての雰囲気は感じられる。

ただ、湖畔を周回する道路は途中で通行止めになっており、その先には宿泊施設だったと思われる建物が複数半ば廃墟化して佇んでいる。つまり多くの「昭和の観光地」と共通する衰退した香りが漂っているのだ。

おまけに何故かその傍らには廃車のタンクローリーまで放置されていた。

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堤体の竣工年は1935年(昭和10年)、つまり今から80年以上ならば海無し県に出来た水辺はめでられたであろうし、そしてその後にはバブルという日本中の観光地がすべて膨らんだ時代を経て、今に至るという感じだろうか。

隣の飯能市には宮沢湖というやはり同じくらいの規模のため池があるが、そちらは「レイクサイドパーク宮沢湖」というレジャー施設から世界初を謳うムーミンのテーマパークに生まれ変わって、見事に昭和の観光地から令和のテーマパークへの転換を果たしているのとは対照的である。


なお、かように観光地としては寂れた感のある鎌北湖であるが、円良田湖と同様にヘラブナの釣り場としては現役のようである。もっともワタシが行った時は堤体の耐震補強工事のため水がすべて抜かれていて、釣り場としても機能していなかったのだが。


ということで車載動画。

 

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2021年3月14日 (日)

円良田湖

円良田湖は埼玉県寄居町にある灌漑用溜池で、アースダムによって堰き止められたれっきとしたダム湖である。ダム便覧には名称『円良田湖』として掲載されている。

ダム便覧に掲載されている物件の名称には大きく分けて2種類あって、『〇〇ダム』という堤体そのものを示すパターンと『△△池』や『××湖』といったダム湖側を示すパターンが存在する。

発電用や多目的ダムなど普通の人が「ダム」だと認識するものの殆どは前者なのだが、灌漑用の比較的小規模なフィルダムにおいてのみ後者のパターンも見受けられるようだ。とはいえ灌漑用の小規模フィルダムはすべてそのパターンではなく『〇〇ダム』と付いているものも多いので、呼び分けには何らかの基準があるのかもしれないがよくわからない。
 

円良田湖を形成するダムも堤高21m堤頂長138mの小規模なアースダムである。ダム便覧によれば『つぶらだ』と読む。が、私のPCではその読みでは漢字変換できず『つぶらた』や『つぶらたこ』だと一発変換される。どっちが正しいんだろう。

寄居町は荒川の河岸段丘上に拓けた谷口集落であるが、円良田湖は段丘から少し分け入った谷あいに位置している。地図上で見ると荒川本流を堰き止める玉淀ダムと距離的には非常に近い場所だが、高さ関係で見ると結構離れているように思う。
 

浦山ダムからの帰り、国道140号から分かれ秩父鉄道の踏切を越えて集落内の道へ。谷へ分け入る道は県道349号線、狭いながらも県道であった。道幅の割には交通量の多いr349を1kmほど走ると正面にアースダムの堤体が見えてくる。

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堤体の直下が駐車スペースになっていたのでそこに車を停める。円良田湖は釣り客(へらぶな釣りだそうな)が多いのでそのためだろう。規模が大きくないせいか立入禁止エリアがほとんどなく、洪水吐に沿って歩道が設けられていた。天端まで続いているようだが、途中から草ぼうぼうになっていて天端上まで行くのは無理のようだ。アースダムらしく堤体下流面に草が生い茂っていて『ダム感』は希薄だ。普通の人にとってはダムと呼ぶ方が違和感があるような気がする。
 

堤体下から出てダム湖畔を走る。10年以上前に一度来たときは土日だったため、釣り客らしき車が湖畔の狭い道をひっきりなしに通るのですれ違いで何度も停車した記憶がある。しかし、今回は平日のせいかあまり車は多くなかった。昔に比べるとr349の拡幅も進んだらしく昔ほど走るのに難儀しなかった。

小さなダム湖が尽きる少し手前あたりで寄居町から美里町に入る。R349もそこからは片側2車線に広がる。どちらかといえば、寄居側より美里側からが円良田湖へのメインルートなのだろう。


ということで車載動画。

 

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2021年3月 7日 (日)

浦山ダム(再訪)

有間ダムからは同じ埼玉県内の秩父市にある浦山ダムへ向かう。

有間ダムがある入間川(名栗川)の支流有間川を上流へと遡って峠を越えると、浦山ダムがある荒川の支流浦山川の上流へ下りる。ただこのルートには地図で見る限り非常に険しそうな林道しか通じておらず、フリードスパイクのような普通の車で走るのはリスクが高いと思われた。そうなると現実的なのは県道で山伏峠~正丸峠を越えて秩父盆地へ下りる四角形三辺ルートである。

現実的ではあるが山伏峠~正丸峠は快走路ではなく急勾配とカーブが多くセンターラインも途切れ途切れのソコソコ険道である。そんな道をゆるゆると走って秩父盆地に下り、秩父市内の渋滞にはまりつつ浦山ダムに着いた。

車載動画はこちら。

 

例によって再訪と書いたが実際には再訪ではなく再々々々々訪くらいになると思われる(例によって回数は適当)。

以前の記事で書いた通りこのダムは水資源機構という公的機関が管理していて見学等の広報活動にも力を入れている。ダムサイトには管理所とは別棟の『うららぴあ』という立派な展示施設が設置されているし、堤体内のエレベーターも一般客に開放されていて天端とダム直下を行き来できるなど、非常に充実した環境が整っているのであった。

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だがしかし、このご時勢でうららぴあは全面休館。エレベーターも閉鎖されていた。平日ではあったが訪れる人も少なく駐車場もガラガラ。天端にいるのは工事業者で、4tトラックがど真ん中に停まっててもまったく邪魔にならないのはさすが国内ナンバー2の巨大重力式ダムではあるが、なにしろ今までで一番寂しい浦山ダムであった。

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2021年2月20日 (土)

有間ダム

埼玉県は実質4~5つくらいに分かれていると思う。

どういう意味かというと、東京都心を起点とするいくつかの鉄道路線が県内を縦断しており、人の動きは主にその路線に沿って行われるからだ。東から、つくばエクスプレス、東武伊勢崎線、JR宇都宮線(東北本線)、JR高崎線、東武東上線、西武池袋線。このうち大宮で合流するJRの2線以外は県内で直接接続していない。よってそれぞれの沿線の間での人の動きはあまり盛んではなく、たまに行っても隣の沿線まで、2つ離れている路線の沿線にはめったに行かないという人が県民の過半数を占めている(ワタシ脳内調べ)。

春日部(東武伊勢崎線)の人は川越(東武東上線)のことはあまり知らないし、三郷(つくばエクスプレス)の人は所沢(西武池袋線)へはあまり行ったことがない(ワタシ脳内調べその2)。

実際JR高崎線沿線住民であるワタシにとって、西武池袋線沿線の飯能という街はあまり馴染みのない場所だ。ダムでもない限りそんなに行く機会はない。でも飯能市には有間ダムというロックフィルダムがあるので何度か行ったことがあるのだった。長い前振り乙。
 

というわけで有間ダムであるが、前述の通り形式はロックフィルでこれは埼玉県内唯一となっている。農業用のアースダムはたくさんあるのだがロックフィルはここだけだ。

そして管理者は埼玉県。埼玉県秩父地方には浦山や滝沢の高さ100m超えブラザーズや同95mの二瀬があるのだがいずれも国や公団の管理で、県営ダムとしては堤高83.5m、堤頂長260mのここが最大となっている。
 

外見上の特徴は、堤体下流側が途中で踊り場様の段差を設けた2段構造(とまで言えるのかはわからないけれど)になっていること、そしてその段差の上と下でリップラップ(表面)の様相が異なることである。上半分は積み上げた岩がむき出しのワイルドな見た目だが、下半分は草に覆われたアースダムのようになっている。ワタシが今まで見たロックフィルは全体が岩か全体が草のどっちかだったので新鮮に感じた。ダムサイトにあったダムの解説板に依れば、下半分は岩のリップラップの上に土を被せてあるらしい。

以前夏にここを訪問した時、岩の間に疎らに生える草の緑を見てなんだかイマイチな外見だなと感じたのだが、今回冬に訪問してみると草がすべて枯れて色的な違和感が消えなかなか悪くない。

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また、このダムの最大の特徴は洪水吐にある。これを見ずして有間ダムを見たと言うなかれ的なことがあちこちのダム愛好家のサイトに書いたあったので右岸の堤体から少し上流側にあるその場所まで見に行った。

名前を書くと「自然越流式トンネル式洪水吐」。簡単に言うと、下流へ流す水路を堤体上に作れなかったのでトンネルにして、かつ機械で開け閉めするんじゃなくて溢れた分だけ流す水門ということだ。ダム湖の表面にぽっかりと穴が空いたように見えることから『ダム穴』と称されている。

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実はこのダムには過去2回ほど来ていたのだが、2分割リップラップもダム穴も3回目の訪問にして初めて気づいたのだった。よく観光地なんかで季節によって印象が変わるというのはよくある話だが、ダムの場合もまったく同じであった。


で、飯能の街からダムまでの車載動画。

 

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2021年1月11日 (月)

桐生川ダムを見に行く動画

松田川ダムから桐生川ダムへ移動する道程の動画。

 

 

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2021年1月 3日 (日)

松田川ダムを見に行く動画

年末に、以前行ったダムへの車載動画を撮ってきた。

 


以前行った時の記事はこちら

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2020年12月27日 (日)

道平川ダム

霧積ダムからは坂本宿に戻り、温泉施設「峠の湯」に向かう。ダム巡礼中のマグネットステッカーの配布場所である。個人的には「巡礼中」ではなくて「巡回中」の方が良かったと思うのだが、タダでもらえるんだから文句は言わない。今度ダム見物旅に行くときクルマに貼っていこうと思う(マグネットの画像は4つ前の記事を見てね)。

「峠の湯」には以前入浴客として来たことがある。なかなか良い湯だったと記憶しているが、メジャーな観光地の近くなので人が多いのが玉に瑕だ。今回はこういうご時世なのでマグネットをもらってすぐ帰る。そういえば今年は一度も温泉に入らなかったな。

最大の目的を果たしたのでこのまま帰宅してもいいのだが、まだお昼前なのでもう1か所ダムへ寄ってから帰ることにした。南にひと山越えた下仁田町にある道平川ダムを目指す。

車載動画は以下。

 


道平川ダムは群馬県営の多目的ダムである。読みは少し意表を突いて『どうだいら』、堤高70m、堤頂長300mとどちらもキリのいい数字で中の大クラスの規模だ。ここも今回が2度目の訪問なのだが記事に書くのは初めてで、今回訪問したところはたまたま3つともそうだった。

この辺りの幹線道路たるR254が走る谷へ合流する支流の谷への入り口にある。ロケーション的には、御前山ダムや山形の横川ダムと似たような感じである。R254からも散見できるが、位置的には完全に真横になるのでダム愛好家は脇見運転注意。

もちろんR254からダムサイトまでへはきちんと道路が整備されている。信号のない交差点を左折し登り勾配を少し走れば堤体の右岸に着く。駐車場に車を停め峠の釜めしで昼食。写真撮るのを忘れたがまあそんなに珍しいものでもないのでいいか。

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天端は歩行者のみ立入可なので歩いて左岸へと渡る。谷は広く堤体直下の地形も緩やかだ。V字よりU字に近い谷であんまり険しい感じはしない。スペックの割には対岸が遠く感じる。周りの山が低いせいだろうか。天端からはR254を走る車が見える。

左岸にはダム管理所のほか、公衆トイレの屋根上を利用した展望台がある。残念ながらここはダムの展望台ではなくダム湖の展望台と言うべき施設であった。

 
訪問したのが日曜日だったので管理所は開いておらずダムカードはもらえなかった。が、道の駅下仁田で配布しているとのことだったので、帰りがけに寄ってみたら大混雑していた。下仁田インターから上信越道にのって埼玉へ帰った。

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2020年12月20日 (日)

霧積ダム

中木ダムを出てR18まで戻る。その交差点は横川駅の傍で、すぐロードサイドにある店舗に立ち寄る。店の名は「おぎのや」。言わずと知れた日本一有名な駅弁「峠の釜めし」の製造・販売元である。

昼メシは少しでも密を避けリスクの低い弁当を買って車の中で食おう、そういうつもりで店内に入ったのだが、思いのほか人が多いのにはびっくりした。それでも何とか釜めし2食分をゲットし(妻が同行していたため)、次のダムへ向かうことにした。長居は無用。

値段は税込みで1100円、コンビニ弁当とかと比べれば弁当としてはかなり高額なのだが、駅弁の相場からするとこんなもんだろう。ちなみに、初めて買ったときからはかなり値上がっていて(たぶん倍くらい?)、同世代の妻と『高くなったよねー』などと話をしてたのだが、そもそも初めて買ったのが四半世紀以上前なので、冷静に経過年数を考えればそのくらいは値上がってて当たり前なのであった。


おぎのやの駐車場から出る。R18の反対側には信越本線部分廃止後に開業した鉄道系のテーマパーク「碓井鉄道文化むら」があるのだが、駐車場には車がひしめいている。やはりGOTOの影響だろうか。屋外だから大丈夫じゃね? そう思う人が多いんだろうな。

横川の駅の北側でR18碓井バイパスと分かれ旧道に入る。そこから少し登ったあたりが中山道の宿場町であるところの坂本宿で、緩やかな登り勾配の斜面に家並が続く独特の風景だ。家並が尽きた先でR18旧道から群馬県道56号の霧積温泉方面へ北側斜面なので日陰に白い凍結路面が残る道をゆるゆると2.5kmほど走ったところに霧積ダムがある。

車載動画は以下。

 


ここも過去に何度か来たことがあるがブログ記事にするのは初めてなのでタイトルに(再訪)は付けない。というか、今回の訪問で過去来た時に持ったこのダムの印象が結構変わったのであった。

型式は重力式コンクリートで堤高59m、堤頂長305m、群馬県営の中規模ダムである。外見上の特徴は堤体が途中で曲がっていることだが、左岸側の地形にアジャストさせるため緩やかに曲がっている程度で、下久保ダムみたいにダイナミックに折れ曲がっているわけではない。堤体の全貌を見渡せる良いアングルがないこともあり、比較的地味なダムだと思っていた。


が、今回行ってみたら、堤体左岸下流側の斜面に遊歩道が拓かれ少し下りたところに展望デッキが出来ていた。しかも、重力式ダムが最もカッコよく見える(とワタシが勝手に決めている)斜め45度のアングルだ。実際そこから見る霧積ダムは非常にカッコよかった。今までの地味な印象が一変、ワタシ的カッコいいダムランキング上位に急上昇だ。

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過去にも書いたことがあるが、「ダムの展望台」と名乗りつつ実質ダム湖の展望台だったり天端の展望台だったりとイマイチ隔靴掻痒のものが多い中、この展望台を作った人はダム愛好家の気持ちがよくわかっている。

未見のダムへと向かう気持ちがとかく訪問済みのダムをスルーさせがちであるが、再訪したらしたで何かしら新発見がある、そう気づいたのは、なかなか自由に出かけられないこのご時世にあってせめてもの収穫ではあるな。


なお、この日の霧積ダムは何らかの施設のリフレッシュを行うための工事中で、ダム湖の水が抜かれていた。渇水や洪水のリスクが減る冬場はダムの工事が行われることが多いらしい。


さて、ここから坂本宿まで戻って本日の最大の目的であるマグネットステッカーをもらいに行く。

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